ヴォルカニック
2007年2月15日発売の5期4弾FORCE OF THE BREAKER(FOTB)より
「宝玉獣」と共に登場した遊戯王史上初の炎属性・炎族テーマ
海外新規カードの1900という高い攻撃力と当時珍しかったサーチ効果を持つ
「ヴォルカニック・ロケット」が来たことにより、そのハンド・アドバンテージを稼ぐ
能力の高さが評価され、【ヴォルカニック・バーン】【爆風ロケット】【爆風ライザー】等の
デッキ・出張ギミックが環境で活躍した(ちなみに規制は「風帝ライザー」だけだった)
しかし5期終盤ともなるとカードパワーも上がっていき、「LODT」が発売すると
当時圧倒的な強さを誇った【ライトロード】と基地ガイザこと「剣闘獣ガイザレス」が
加わった【剣闘獣】が環境で暴れ始め、殆ど結果を残せなくなってしまう
【シンクロアンデ】が流行った時まではいたらしいがその後は全く見かけなくなってしまった
その「ヴォルカニック」が去年11月15日発売の「SECE」より登場した
「ブレイズ・キャノン・マガジン」一枚だけで環境に復帰したというのだから
遊戯王は何が起こるのか分からないものですねぇ
(まあ元々「遊戯王GX」産テーマの中では「HERO」の次に強かったんですけど)
特に「マガジン」は「ヴォルカニック・バックショット」との相性が抜群に良く
相手ターン中にフリーチェーンで1500バーン付の「サンダー・ボルト」を撃ち込んできます
ですがデッキの核となる「ロケット」をサーチできるカードがいないため
安定性に少し問題があるのが中々環境トップ勢に食い込めない原因でしょうか
来期は環境トップだったデッキの多くが規制により弱体化するため、「HERO」との相性は
かなり悪いですが今期より多くの結果を残せるのでないかとぜぼねは密かに期待しています